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エースシューズはどれだ?自分にあった靴を履こう!

raphael

【導入】NIKE一強時代と、私が感じた小さな違和感

2017年、「ナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4%」の登場は、ランニング界にとって衝撃的な出来事でした。

開催される大会では次々と最高記録が塗り替えられ、箱根駅伝やMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)では、選手の足元が鮮やかなピンクやグリーン一色に染まる。まさに「NIKE一強時代」の到来です。

ランナーの端くれとして、私も喉から手が出るほど欲しかったのですが、その人気は凄まじく、入手できたのは発売から1年以上経ってからでした。

ようやく手にした「魔法の靴」の衝撃

履いた瞬間、まるで靴そのものが走りたがっているかのように、じっとしていられない不思議な感覚でした。

当時の厚底シューズ:ヴェイパーフライの寿命は「たった160km」と言われていたため、練習では使用せず、レース本番までその真価は未知数でした。

初めてのレース、驚きの結果と「違和感」

初めてレースで使用した後の、率直な感想をお伝えします。

レース後に全身をめぐる倦怠感や、心肺の疲労による息苦しさはありました。しかし、不思議と脚の筋肉痛がほとんどないのです。その筋肉痛の場所も普段の個所と違い、脚のすねのあたりに疲労を感じました。しかいこれほど軽微な筋肉痛で済んだことは初めての経験でした。

しかし、レース中には一つだけ、どうしても気になったことがありました。

「着地が安定しない。踵(かかと)が暴れる。靴が脱げそう」

地面からの反発は凄いものの、何かが噛み合っていない。この小さな違和感が、私が新たな「エースシューズ」を求めるきっかけになりました。

なぜ王者のNIKEから「ASICS」へ乗り換えたのか?

ヴェイパーフライを購入から2年ほどレースで使用し、再びNIKEの新しいモデルにも買い替えました。しかし、新しいモデルでも何度走ってみても、どうも足にフィットしない。「靴の設計(形状)が、私の足の形に合っていないのでは?」と結論づけました。

長年の相棒、ASICSへの回帰

ヴェイパーフライの登場から数年、各メーカーからもカーボン搭載の厚底シューズが発表され、まさに「厚底戦国時代」。そこで次に目をつけたのが、長年練習でも愛用しているASICSです。

ASICSからもノンカーボンの厚底シューズが販売され始めたため、高価なカーボンシューズ(METASPEEDシリーズ)を購入する前に、まずは試しにノンカーボンモデルを購入してみました。

「厚底」という外見こそ、かつてのアシックスの代表作であるターサーやソーティーとはまるで違いますが、足にフィットする感覚は、間違いなく長年履きなれた「ASICS」そのものでした。

当時10年連続サブ3(現在は14年連続更新中)を達成していた経験からたどり着いた、私の「靴選びの基準」についてお話しします。

【第1章】結局、日本人の足には「日本のメーカー」が合う?

海外メーカー特有の悩み

一般的に日本人の足は、足指ががっちりしていて甲高で幅広、かかとの丸みが少ないという特徴があると言われています。
そのため海外製の靴では、日本人の私にはどうしても違和感があり、完全には馴染みませんでした。

ASICSに履き替えた第一印象

METASPEED SKYに足を入れた時の第一印象は、「特にない」というものでした。

「特にない」とは、何を考える必要もない、文句のつけようがないということです。
何の不安も感じない。ただそこに在るという空気のような自然さと、それでいて絶対的な安心感。

  • 足全体が包まれるようなフィット感
  • 着地時にブレない足元の安定性
  • ノンストレスで走れることの重要性

スタートラインに立つとき、足元に不安がないおかげで、レースだけに集中できるようになりました。

【第2章】自分の「走り方(フォーム)」で靴を選ぶ

ブランド名や「有名な選手が履いているから」という理由だけで選んではいけません。重要なのは「自分の走り方を助けてくれるかどうか」です。

ASICSのMETASPEEDシリーズは、この「走法」によってモデルが明確に分かれているのが特徴です。

ストライド型 vs ピッチ型

ランナーの走り方は、大きく分けて2つのタイプがあります。

● ピッチ走法

小刻みな歩数で回転数を上げる走り方。上下動が少なく、脚への衝撃が少ないのが特徴(日本人ランナーに多い)。

● ストライド走法

大きな歩幅で前に進む走り方。スピードは出しやすいが、着地衝撃が大きく筋力が必要。

私が「SKY」を選んだ理由

私の走りは、ストライドがおよそ160cm、ピッチは1分間に180歩ほど。

ストライドが広めでピッチが少なめなので、ストライド型の「METASPEED SKY」を選択しました。
もしあなたがピッチで刻むタイプなら、「METASPEED EDGE」が合うと、メーカー公式でも推奨されています。

私の足とフォームには、NIKEよりもASICSの設計が自然にマッチしたのです。

【まとめ】無理して流行りに乗らなくていい

靴に足を合わせるのではなく、足に合う靴を探してください。
痛みや違和感を我慢して走っても、良い結果にはつながりません。

自分だけの一足を見つける

レースの終盤、苦しい時に地面を全力で蹴っていける「信頼できるパートナー」を探してください。
私はたくさんの靴を履き潰してきて、ASICSに落ち着きました。もちろん、どのメーカーの靴が合うかは個人によって違います。それがMIZUNOの方もいれば、adidasの方もおいででしょう。

どのメーカーが凄いのではなく、どのメーカーも凄いのです。
ご自身が贔屓にしているメーカーは、あなたにとってのエースシューズなのです。

ただ、自分が頼りにできる靴と出会うことで、今よりも走ることが好きになり、もっと長い距離を楽しく走れるようになります。
楽しく走れれば、記録も自然に伸びていくと思います。

失敗しないための「試し履き」

たくさん試し履きをして、これからエースシューズを決めたい方におすすめなのが、Amazonの「Prime Try Before You Buy」というサービスです。

靴やウェアを最大6点まで自宅に取り寄せて、7日間無料で試着ができます。
気に入った商品だけを購入し、合わなかった靴は無料で返送できるので、サイズ感やフィット感を自宅でじっくり確認できます。

おすすめの使い方

メーカーを2つ以下に絞り込む。
サイズは「普段履いているサイズ」「ひとつ大きいサイズ」「普段のサイズより幅広サイズ」の3種類を選択。

メーカーによってサイズやフィット感にばらつきがあるため、最も走りやすかった靴を選択してください。合わなければ返品すればいいだけです。

一日も早くお気に入りのシューズに出会えることを願っております。

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ASICS以外にも優れたメーカーは多いのですが、愛用しているメーカーはASICSであるため、他のメーカーは紹介しておりません。ご了承ください。
「Prime Try Before You Buy」に関しては時期によっては取り寄せできない商品がありますので、ご理解いただきますようお願いします。

ABOUT ME
みち
みち
雪国ランナー
長野県在住のランナーです。 32歳からランニングを始め15年以上継続しています。 週末は善光寺周辺を中心に川沿いのコースを走っています。 現在サブ3を10年以上継続しています。今後も継続できるように時間を作って練習しています。
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