マラソンで完走したい
人生で一度はマラソンで完走したい。と、考えている方から以下のようなことを耳にします。
- 週に何日くらい練習するのか
- 1回の練習ではどれくらい走るのか
- 練習するときに気をつけていることはあるのか
- 走っているときは何を考えているか
などの初マラソンに挑戦する市民ランナーには不安が尽きません。ですが、1つでも不安を取り除いて、完走のお手伝いができたらと考えております。
フルマラソンで完走することに必要な3項目
1 大会にエントリーすること
マラソンの完走とは即ち、マラソン大会に参加してゴールすることです。
マラソンを完走したいのなら、大会に出ることに尻込みしている場合ではありません。
出場できる大会にエントリーしましょう。
近年は人気の大会にはエントリーすることが非常に難しいです。
大会は陸上競技協会公認コースであれば、公式の記録となりますので、該当する大会を確認してエントリーしてください。
考えているよりも、パソコンやスマホからポチッとエントリーしましょう。
考えてばかりでは、絶対に完走できません。
まずは、深く悩まずにエントリーをしましょう。
2 マラソンの脚を作ること
ほとんどのマラソン大会では制限時間があります。
ここでは制限時間5時間の大会を例にとって考えます。
1時間で走らなければならない距離は8.5kmです。
大会の規模にもよりますが参加者が1万人を超える大会の場合、最後尾からではスタートゲートをくぐるまでに10~20分くらい時間がかかることもあります。
しかもスタートしてから5kmくらいは混雑が続き思うように走ることできません。
場合によってはスタート後の1時間で7km程度しか進めません。
その場合マラソンの平均時速は9km/hでの速度が必要になるかと考えられます。
レースの途中にトイレに寄ったり、給水したり、ペースが落ち込むことも考慮しています。
マラソンの脚は一朝一夕では作れません。
1日5km-1週30km-月間100km-半年で600kmを目安にトレーニングをしてみましょう。
トレーニングは速度よりも、時間を重視したトレーニングに取りくんでください。マラソンは同じ速度で走った方が疲れにくく一番速いです。
3 諦めないこと
最後に、練習でもレースでも一番大切なことは諦めないことです。
思うように練習に取り組めず、レース本番にリタイヤしてしまうかもしれません。
しかし完走できなくても、別にどうということはありません。ただ悔しいだけです。
完走したい悔しいと感じたのならば、もう一回挑戦すれば良いだけです。
一度の失敗ですぐに諦めずに、完走できるまで何度も出場すれば良いだけです。
練習不足と感じるのは、完走できなかった人だけでなく全ての参加者が感じると思います。
優勝した人でさえも記録に満足できず練習不足と感じるかもしれません。
出場する勇気
練習する努力
ゴールに辿り着くまでの気力
ゴールするまでは諦めない。
マラソンで完走するために一番大切なことは気持ちかもしれません。